円錐切除術後2週間診察 検査結果。

術後2週間診察

中等度異形成による円錐切除術で入院、退院して2週間後の術後診察。

この頃の身体の状態は

・少量の鮮血

・体のダルさ、脚の痛み

・体の痒み

 

診察時には生理3~4日目くらいの量の少し黒っぽい出血。

先生には「う~ん、生理っぽいね~」とのこと。

1週間ほど早い気もするが、実に不順なので違和感なし。

 

この日は術後2週間ということで、

術後病理検査の結果を聞きました。

 

結果…

 

「高度異形成だったね~」

「でもキレイに取れたから大丈夫だよ。取って良かったね~」

とのこと。

 

えっ?

高度異形成…???

 

中等度異形成だと診断されていたのが、

「高度異形成」もありでした。

高度異形成ってCINⅢと言われるもので、

= 上皮内癌 と分類されています。

 

上皮内癌

 

その文字に急に胸にずしりときます。

 

ちなみに異形成(前がん病変)は

 軽度異形成 → CINⅠ 経過観察(自然治癒の可能性大)

中等度異形成 → CINⅡ 経過観察(30%くらいで進行の可能性)

高度異形成 → CINⅢ 円錐切除等

(上皮内癌)

 と分類され、それぞれ変異によって分けられています。

そしてそれぞれで治療方針が変わってきます。

 

私の場合は「中等度異形成→円錐切除」という方針だったので手術になりましたが、病院によっては経過観察の場合が多いようです。

実際「中等度異形成」と言われ、手術と聞いた時は、

「え~!他だと経過観察じゃない??」と一瞬思いましたが、

ず~っと痛い検査(コルポ診)してドキドキしながら過ごすのは憂鬱だったので、

私的には手術で良かったですし、今回まさかの「高度異形成」という検査結果を聞いて、

手術して本当に良かった~!!!(;´Д`)

と心から思いました。

 

もしも、病院が嫌いだからと検査をせずに過ごしていたら?

経過観察で数年後経って浸潤がんに進行していたら??

 

考え出すと全く切りがないですが、

このタイミングで異形成部位を取り除くことができたことを、

非常にありがたく思いました。

 

もちろん中等度異形成でも大抵の方は軽度→自然消滅となるようです。

私はたぶん免疫力が低いと思うから、ちょっとしたものでも摘んでおかないと(;´Д`)

 

しかし、

退院後、検査結果についてなんの不安もなかった自分って…(´゚д゚`)

そんな心持だったのでとてもショックでしたが、

先生の軽い感じの「よかった!よかったね~」の言葉に大事感が薄れましたw 

 

 

病院から帰宅する車中では

「よかった、よかったよ、私よくやったよ!」と自分を褒めました。

 

自分の身体の異変に気付けるのは、自分しかいません。

なんとなく~や、あれれ~?でもTVの影響でもなんでもいいです。

ほんのちょっとのサインに気づいて、

1年、いや3ヵ月でも早く行動すれば

その後の人生が大きく変わっていくと思った方がいいと思います。

 

いや、これは病院嫌いの自分へのメッセージです。

今回の子宮頸部高度異形成のことは、きっとそのうち私の記憶から薄れてまた病院嫌いの自分に戻っていくでしょう。

我慢できないくらいの痛みに襲われないと病院へは行かない!みたいな。

でも、そんな自分のせいで、子どもたちに悲しい思いをさせたくない!という

今の自分の気持ちを忘れずにいたいと思い、ブログに残すことにしました。

 

 

 

 術後診察  ¥380

累計 ¥27,840(入院・手術費¥49,390除く)